特集3 大きく変わる英語教育はどうなる?
① 大学入試の大改革、これが小中高それぞれの学習に大きく影響します!
② 中高生は、意見を述べたり書いたりする英語力も問われるようになります!
① 大学入試が変わり、小中高それぞれの英語学習に大きく影響します!
2020年導入の英語教育改革は、子どもたちの「話す」「聞く」「読む」「書く」の4技能をバランスよく育成させ、使える英語の習得を目指しています。いちばんのポイントは大学入試の改革です。「読む・聞く」の2技能に偏っていた大学入試を改革し、「話す・書く」を加えた4技能で評価することになります。また、英検やTOEFLなどの民間の資格試験を活用する大学がさらに増えています。
② 中高生は、意見を述べたり書いたりする英語力も目指すようになります!
大学入試の変化は、教育の現場に大きな影響を及ぼします。今後は知識だけでなくコミュニケーション能力を育む教育に変わります。スピーチやプレゼンテーション、ディスカッションなどを取り入れて、自分の意見を英語で言えるようになることを目指した授業になっていくでしょう。また、大阪府の公立高校入試C問題でも、リスニングとライティングの比率が上がり、リーディングでも従来の3倍近いスピードが要求されています。他にも、英検やTOEFLなどを利用する学校も増えています。友学園でも、ある進学校を目指していた中3生が、英検2級の取得で英語が満点換算されて有利になりました。
③ 小学生は5年生から英語が教科化される(成績がつく)
小3から英語に慣れ親しむ授業が行われるようになり、小5から国語や算数と同じように教科となるようです。教科となると成績もつくようになり、中学校のカリキュラムとの接続上、一定の進度のもとで進められますので、英語でつまずく、つまずかないの対象となってきます。
④ 子供にしてあげられることは?
~小学生までのお子様の場合~
英語の上達法は英語好きになることです。これは、TOEIC900点を超える友学園の講師たちの共通意見です。英語が難しくなっても積極的に学ぼうとする姿勢は何よりも大切です。そして、その姿勢を身につけるのに最も適した時期が、何でも柔軟に吸収する幼児から小学生のころです。ですので、幼稚園などでせっかく身につけた英語は、ぜひ小学生になっても継続させてあげてください。何もしないとすぐに忘れてしまいます。そして、英検ジュニアにもチャレンジします。そうすることで、大きな利点のある英検取得や大学入試の道が見えてきます。友学園では実際にそうした道筋をつくってきました。
~中学生以上のお子様の場合~
中学生になると、英語は受験教科として「しなければならないもの」になります。何もしないと早ければ中1の秋、遅いと中2の秋頃に苦戦します。そうなってからの学習は大変な苦労が伴います。目の前の単元に加え、基礎からやり直す負担。この二重の負担が原因です。そして英語嫌いになっていくのです。ですので、中学生になる時期か、あるいは英語が得意なうちに、スクールや塾を利用しておくことがとても大切です。ですが、苦手になってからでも一度友学園に来てください。「英語嫌い」をなんとかしてあげたいと思うスタッフばかりです。いっしょに乗り越える方法を探しましょう。